Bless的趣味車ツーリング Vol.12
2015.10.03〜04
デザイン性の高さや品質のよさを特長としていた’60〜’90年代の稀少な輸入車を徹底整備し、リーズナブルなプライスにてデリバリーしているスペシャル・ショップがオートモービルアシスト・ブレスだ。
同社が販売しているクルマは総じてコンディションがよく、臆することなくガンガン走らせることができる。つまりアクティブな付き合い方ができるわけだが、ブレスでは「実際に走って楽しんでもらえるシチュエーション」として、自社ユーザーを中心とした稀少輸入車オーナーたちにツーリングを提案している。
毎年、春と秋にツーリングを主催しており、去る10月3〜4日に実施されたのは第12回目となるBless的趣味車ツーリングだ。今回の目的地は熱海で、何ゆえにこの日に伊豆半島を目指したのかというと「熱海HISTORICA G.P. 2015」に大挙して参加するためだった。
東京方面から熱海に向かったのは15台で、ブレスが各地にデリバリーした稀少輸入車たちも遠方から参加。総勢20台にてイベントを楽しんだ(筆者の1974年式アルファ・ロメオも含む)。
初日の朝、まずブレスに集まった参加者たちは、第2の集合ポイントである圏央道の厚木パーキングエリアを目指し、その後、激しい事故渋滞に巻き込まれながら第3の集合ポイントとして設定された小田原厚木道路の平塚パーキングエリアまで愛車を走らせた。平塚パーキングエリアで小休止&クルマをクールダウンした後、西湘バイパス、真鶴道路、熱海ビーチラインを通って熱海に向かい、熱海HISTORICA G.P. 2015の会場である長浜海浜公園に10時前に辿り着いた。
熱海HISTORICA G.P. 2015は、15時まで車両を展示し、その後、熱海G.P.RUN出発するという静と動が共存したイベントである。そのため、Bless的趣味車ツーリングの参加者たちも長浜海浜公園の芝生エリアに愛車を置き、出発時間が来るまでは思い思いのスタンスで時間を過ごした。
15時から実施された熱海G.P.RUNは、全員参加が基本なので、Bless的趣味車ツーリングの参加者たちも愛車を駆って熱海の街を疾走した。パレードランのゴール地点は長浜海浜公園で、同地にてチェッカーフラッグを受けた。
Bless的趣味車ツーリングの参加者たちは再び芝生エリアに戻り、ここで集合写真を撮影。熱海G.P.ナイト(ナイトパーティ)に参加するオーナー以外は、ここで帰路についた。その晩に行われた熱海G.P.ナイトは、宿泊先であるホテルニューアカオの宴会場で行われ、今年もクルマ談議に花を咲せた。
翌日は往路と同じルートを戻るかたちで東京を目指し、西湘バイパスの西湘パーキングエリアでBless的趣味車ツーリング Vol.12はお開きとなった。
ブレスの販売車両は多様なので、今回のツーリングに参加した車両の顔ぶれもバラエティに富んでいた。次回も自車で参加し、各モデルの違いを堪能したいと思う。