新生フィアット・ティーポは2016年に欧州市場へ投入
公開 : 2015.10.13 22:50 更新 : 2017.06.01 02:03
新しいCセグメント・ハッチバック・モデルとしてティーポのネーミングが復活すると共に、ヨーロッパ、アジア、中東向けモデルとして来年からそれぞれの市場に投入されることとなった。この新しいティーポは、今年の初めにイスタンブール・モーターショーで公開されたエーゲをベースに若干のアレンジを加えたモデルだ。エーゲの名前は、トルコ市場に限られたものになるようだ。
新しいティーポは、全長4500mm、全幅1780mm、全高1480mmで、5人の乗車と510ℓのブート・スペースを持つ。インテリアは、5インチのカラー・タッチ・スクリーンと、ブルートゥース、USB、AUX入力、そしてステアリング・ホイール・コントロールなどで形成されるフィアットのUコネクト・システムが装備される。またオプションのTomTomナビゲーション・システムと、リアのパーキング・カメラはオプションとなる。
このティーポ/エーゲは、トルコのバーシャ工場で生産がされる予定。
エンジンは、マルチジェットIIディーゼルが2種類、ガソリンが2種類で、ガソリンは95psと120psとなる。最も燃費の良いモデルは25.0km/ℓと、パンダと同等の数値を達成するという。
また、ティーポ・ハッチバックもヨーロッパでテストが行われている。こちらは、フォード・フォーカス、ヴォグゾール・アストラ、そしてセアト・レオンとライバルになるモデルだ。
ちなみにオリジナルのティーポは、1988年から生産が開始され1995年まで製造された。