フィアット・ティーポ1.6 110

公開 : 2015.10.14 23:30  更新 : 2017.05.29 18:51

特に後席に座った際に聞こえるロード・ノイズも盛大であるだけでなく、シフト・フィールもおもしろみに欠ける。

動力性能もフォルクスワーゲン・ゴルフヴォグゾール・アストラ、フォード・フォーカスに劣っている。バランス重視といえども、簡単には受け入れられない。

しかしスペース、ランニング・コスト、価格には好感がもてる。キャビンは快適であり、ダッシュボードの見た目と手触りも悪くない。

メーターはよく整頓されているし、トランク容量も平均を超えている。インフォテインメント・システムは2種類が用意されている。

売上はセダンが28%、ワゴンが18%、ハッチバックが54%と予想されるだけに、ハッチバックの出来栄えが悪くないといいのだが。

■「買い」か?

今回の初試乗では、快適であり見栄えもまずまずだということがわかった。

もっとも洗練されているとはいいがたいものの、実直なファミリーカーとであることは間違いない。

(ピーター・ナン)

フィアット・ティーポ1.6 110マルチジェットII

価格 NA
最高速度 NA
0-100km/h加速 NA
燃費 NA
CO2排出量 NA
乾燥重量 NA
エンジン 直列4気筒1598ccターボ・ディーゼル
最高出力 120ps
最大トルク NA
ギアボックス 6速マニュアル


▶ 海外ニュース / 新生フィアット・ティーポは2016年に欧州市場へ投入

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