富士トリコローレ 2015 with CARZY LIVE TOK 2015
2015.10.04
首都圏と東海エリアのイタリア車ファンには欠かせない存在となったのが、チンクエチェント博物館が主催する富士トリコローレだ。今回はすべてのクルマが参加できるCARZY LIVE TOK 2015と併催して行われた。
昨年は生憎の台風来襲で最悪のコンディション下での開催となったが、今年は天気に恵まれ最高のシチュエーションの中250台が集まった。ピクニック・スタイルのイベントであるトリコローレだけに、降り注ぐ陽光は何よりのプレゼントで、参加者達は秋の休日を存分に満喫していた。
会場となる富士カームの芝生広場は、バックに富士山を望む最高のロケーションにある。そこのグリーンに愛するイタリア車を並べ、オーナー同士の親睦を深められるのがトリコロールの楽しいところ。今回は誕生40年を迎えたランチア・ベータ・モンテカルロが5台集まり、参加者の注目を集めていた。このほかフェラーリを始め、マセラティ、アルファ・ロメオ、ランチア、アバルト、フィアットの新旧モデルが約250台も集まった。ワンモデル・クラブのメンバーはモデルごとに整列させ、雰囲気を盛り上げていた。
アトラクションとしては、トリコローレでおなじみの自動車ライターの嶋田智之氏と武田公美氏によるトークショーが行われ、このほかオーナー・インタビューでは貴重な情報を得て、最後は豪華賞品が用意された恒例のビンゴ大会と大ジャンケン大会で大いに盛り上がった。
2010年にスタートした「トリコローレ」は、今では全国各地で開催されるまでに成長した。今年はこのあと11月8日に佐賀県鳥栖市のサンメッセ広場で「九州トリコローレ」が行われる予定。ちなみに来年の富士トリコローレは、2016年10月2日(日)に開催が予定されている。イタ車オーナーなら今からスケジュール表にチェックを入れておきたい。