ミニ・ジョン・クーパー・ワークス

公開 : 2015.10.23 23:50  更新 : 2017.05.29 19:14

ミニのレンジのなかでもっともパワフルなJCW。これまでのどのホットハッチ・ミニよりも完成されたモデルである。

■どんなクルマ?

3代目ミニのパフォーマンス・ヒーロー。これまでにオートマティック・トランスミッションを搭載したジョン・クーパー・ワークス(以下、JCW)をテストしているだけに、今回のマニュアル版はとても楽しみである。

JCWがFF 3ドアのクーパーSをベースとするのはこれまでと同じ。2.0ℓ 4気筒ターボ・ガソリン・エンジンはブートアップされ、ボディ形状はより戦意を強調したものになっている。

最高出力は231ps/5200-6000rpm。最大トルクは32.6kg-m/1250-4800rpm。現行のクーパーS比+40psと4.0kg-mということになる。

電制デフ・ロックはパワー/トルクを効率よく分配するためにフロント・アクスルに組み合わされる。サスペンションも専用設計となり、ブレンボ製ブレーキもアップレート済み。スポーツ・エグゾーストからはいかにもやってくれそうな旋律が聞こえてくる。

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