ミニ・コンバーチブルが公開

公開 : 2015.10.23 22:50  更新 : 2017.06.01 01:42

新しいミニ・コンバーチブルは、来週の東京モーターショーでワールド・プレミアを行う予定だが、その前にその写真とスペックが公開された。

英国では2016年3月より発売が予定されているモデルで、新しいミニとしては3ドア、5ドア、そしてクラブマンに継ぐ4つめのボディとなる。基本的には3ドアがベースにオープントップ・モデルとしたものだ。

新しい3ドアと同様にサイズアップされ、全長、全幅、全高は3821×1727×1415mmで、先代に対してそれぞれ98mm、44mm、7mmほど大きいサイズとなる。そのソフトトップは、30km/h以下のスピードであれば、18秒で開閉が可能。折りたたまれたルーフは、トランクの上部に収納される。安全装置として、ロールオーバーを感知すると自動的にポップアップするロールバーが装備されるのも特徴。

プラットフォームはUKLで、ホイールベースは先代よりも28mmほど長くなっている。また、トレッドはフロントで42mm、リアで34mmほど拡大されている。

そのボディ剛性に関しては先代よりももちろん強化されており、これがハンドリングと乗り心地の改善につながっている。主に強化ポイントはフロアパンとバルクヘッドで、そんために必要とされた重量は115kg。従ってクーパーSコンバーチブルでは1275kgの車輌重量となる。

室内は、34mmほどショルダーヘイトが上げられ、112mmほどエルボールームが拡大されている。また、リアのレッグルームも36mmほど延長されている。ブートスペースは、フードを上げた状態では先代より35ℓ大きい215ℓ。フードを折りたたんでも160ℓのスペースが確保されている。

装備は、英国仕様では6.5インチ・マルチメディア・スクリーン、USBおよびブルートゥース接続、バック・カメラなどが標準となる予定。

エンジンは、136psのクーパー用1.5ℓ3気筒、192psのクーパーS用2.0ℓ4気筒、そしてクーパーD用の116psの1.5ℓ3気筒ディーゼルというラインナップ。クーパーSDは後から追加去れる予定だ。ギアボックスは6速マニュアルと、パドルシフトを備えた6速オートマティックの2つ。ダイナミック・スタビリティ・コントロールとトラクション・コントロールはすべてのモデルに標準となる。

なおパフォーマンスはクーパーSで、0-100km/hが7.2秒、最高速度は230km/h。これは先代よりも0.1秒速く、5km/hほど高い数値だ。燃費は16.7km/ℓで、CO2排出量は139g/kmだ。

価格は、クーパーが£18,475(343万円)、クーパーDが£20,225(376万円)、そしてクーパーSが£22,430(417万円)だ。またオートマティック・トランスミッションは£1,270(24万円)高となる。

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