ホンダFCVクラリティ
公開 : 2015.10.29 23:30 更新 : 2017.05.29 19:09
■どんな感じ?
ほとんどのFCVがそうであるように、FCVクラリティはごく普通のクルマのように運転ができる。
ドライブを選ぶとほとんどを音を発さずに前に進む。耳に届くのはわずかなタイヤ・ノイズのみだ。
テスト・ルートはホンダが設定した栃木県のR&Dセンターに限定されたが、快適にクルージングできるのは確実。136psという出力は、高速道路の合流のための加速などでも申し分ない。
しかし高速道路の流れに合わせるとドア・ミラー部分からノイズが聞こえはじめる。
室内は未来的なルックスをモチーフとしながらも、日々の使用にも耐えうるデザインとしている。したがって感動はないが、ヒドい出来栄えというわけではない。
カチリとした見た目のダッシュボード中央にはインフォテインメント・スクリーンが設置される。リア・キャビンはトップ・クラスの広さとはいかないが、後席の2名乗車は余裕がある。3人となれば、長くなければ大丈夫といった程度だ。