2013年モデルのアストン・マーティンDB9

公開 : 2012.09.19 16:07  更新 : 2017.06.01 01:03

アストン・マーティンは、そのラインナップから高価なヴィラージュを外すなど、DB9に広範囲におけるオーバーホールを施した。

デビューしてから8年経った2013年モデルのDB9のアップグレードは、内外に18ヶ月で1000台を販売した新しいヴィラージュにインスピレーションを受けたものとなっている。

エンジンはヴァンキッシュから移植された最新のAM11 5.9リッターV12で、その出力は470bhpから510bhpに、トルクは61.1kg-mから63.2kg-mに上げられている。このパワーアップには、修正されたブロックと、デュアル・バリアブル・バルブ・タイミングを持つヘッド、そしてアップデートされたフューエル・ポンプと、見直されたインテーク・マニフォールドなどが関与している。

DB9クーペは0-100km/hが4.6秒で、旧モデルよりも0.2秒改善されている。しかし、最高速度は11km/h低くなっている。

ブレーキは標準的でブレンボ製のセラミック・カーボが付く。このブレーキは、トラディショナルな鋳鉄製よりも12.5kg軽い。

第4世代となるアダブティック・ダンパーは、標準でもノーマル、スポーツ、トラック・モードが用意される。

経費を抑えるために、アストンはDB9にVHプラットフォームを与えないことにした。但し、リアのセクションにはカーボンファイバーが使われる。

その他、+2シートは17kg軽量化となるカーボンファイバー+ケブラー製を選ぶことができる。また、スプリッター、ディフューザー、ドラミラー・ハウジングなどがカーボンとなるまたカーボン・パックも用意される。内部では、アッパー・フェイシア、ドア・ノブ、ギア・セレクターがカーボン製となる。

この他、20インチ・ホイール、オートマティック・ワイパー、バック・カメラ、DB9のロゴの入ったシートが標準となる。

この新しいDB9は131,995ポンド(1700万円)からというプライスタグが付いている。

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