GIRO DI MINE
2015.10.03〜04
10月3日(土)〜4日(日)に山口県美祢市で第7回目を迎えるLa Festa della Automobile Classica2015を開催いたしました。その一環として行われる1泊2日のタイムトライアル・ラリーがGIRO DI MINE/ジーロ・ディ美祢です。今年は7年目にして初めて両日ともに快晴となりました。
今回は1958年型のオースチンA35から2014年式のポルシェ・ケイマンまで、ヒストリックカー・クラスが23台、モダンモデルが対象のエクストラ・クラスが8台の、規定台数を上回る31台が参加しました。
今年のコースは初めて商工会青年部のメンバーが中心となり、もっと美祢市を知ってもらおうと市内中心のコース設定となりました。道の駅美東を出発し、高杉晋作、山縣有朋、伊藤博文らが率いる諸隊が本陣をおいた金麗社が最初のスタンプポイントとしました。
次は名水100選にも選ばれた別府厳島神社に向かい、その境内にある弁天池で育った鱒を釣り、釣った重量によってポイントを獲得します。弁天池から萩市の明倫館に行き、大河ドラマで有名となった「花燃ゆ」の記念館を見学し、うきしま工房の「幻のシュークリーム」を食べて一休みしました。
このあと美祢市に戻り、昼食はサファリランドに用意されました。瓦そばやフク刺しを堪能し、参加者の皆さんはお腹いっぱいになったことかと思います。昼食後は今年のメイン・ポイントである宇部興産(株)伊佐セメント工場内をクラシックカーで走ります。セメント鉱石を掘った後の露天掘りの現場を見学し、愛車での工場内走行。クラシックカーと工場施設のコラボは素敵なものとなりました。
続いては桃の木にあります化石採集場で、参加者の皆さんに化石を発掘してもらいます。化石が出ればポイントゲット! この後ぽんぽこの里に寄り、オーナーのご厚意でポンポコ焼きと飲み物を頂きました。休憩後は次の古びた街並みが残る麦川商店街の國吉旅館前にスタンプポイントが設けました。
ゴールは秋芳洞商店街で、この日の宿泊は秋芳ロイヤルホテル秋芳館です。そして夜は参加者、スタッフ、来賓交えての楽しいウエルカムパーティーで盛り上がりました。
2日目は秋芳ロイヤルホテルの上にある、緑地公園駐車場がスタート地点です。「ラポールゆや」がレスト・ポイントとされ、山口県内ドライブの最高スポット角島大橋を渡り、道の駅北浦街道ほうほくで新鮮な海の幸やお土産のお買い物。その後、マツダ(株)美祢自動車試験場で行われているマツダ・コレッィオーネ会場がゴールとなり、コースで愛車走行会を行いました。
最後に表彰式が行われ、ヒストリックカー・クラスは福岡県から参加した1963年型ロータス・エラン1600が優勝し、エクストラ・クラスでは山口県からの1989年型ケータハム・セヴン1700SSが勝ち取りました。