ヴォクゾール・アレグラのインテリアをスクープ
公開 : 2012.02.20 11:11 更新 : 2017.06.01 00:54
ウィンター・テスト中のスクープで、ヴォクゾール・アレグラのインテリアが初めて明かされた。
この新しいミニのライバルは2013年に発売される予定だから、今年が開発の最後の年となる。ヴォクゾール・ジュニアとして知られていたこのモデルは、基本的なスイッチや、ステアリング・ホイール、計器盤などは、一回り大きいヴォクゾール・コルサのものが多く流用されている。しかし、センターコンソールやダッシュボードは、ソフトタッチな材質の、より高いクオリティのものが与えられているようだ。
ヴォクゾール・ジュニアは、ミニと同様に3.7mの長さで、3ドア・ハッチのみが造られる予定だ。カモフラージュにもかかわらず、比較的細いピラーと、低いウエスト・ライン、そして丸いヘッドランプを特徴とすることがわかる。その短いホイールベースと、異常にワイドなトレッドは、他のヴォクゾール/オペル・ファミリーとは異なるスポーティなスタイルだ。リア・ウインドーはオリジナルのフォードKaを思わせ、アーチ型のルーフラインはアウディA1を連想させる。
そのデザインはルッセルスハイムのヴォクゾール/オペルのデザイン・スタジオの手による。ヨーロッパ市場をフォーカスしたものだが、アジアやラテン・アメリカでも好調な販売を記録するだろうと、GMのマーケティング・チーフは考えている。
ジュニアは3ドア・ボディにもかかわらず、4人のために十分なスペースが保たれており、その内部サイズはフィアット500よりも大きい。
エンジンは、経済性を主眼において3気筒のガソリンとディーゼルが用意される。よりスポーティなバージョンも用意されるかもしれない。EVモデルは開発中で2015年までに発表されることになるだろう。
ジュニアは、コルサ、アグリアと共に、GMの3大スモールカーの1台ではあるが、プレミアム・プライスがついた特別なモデルとなる。そして、この3台は、韓国でデザインされた共通のプラットフォームを持つことになる。