レクサスLX570

公開 : 2015.11.08 23:50  更新 : 2022.12.12 21:29

スピンドル・グリルがステキだ。LEDのライトもランクルとは違っている。ターン・シグナルは内側から外側へとオレンジ色のライトが流れる。

スペース・エイジ、かくあるべし、という感じがしてくる。

ダッシュボードの造形も独自である。ランクルがセンター・コンソール中央にディスプレイを置いたクラウン似であるのに対して、LXは水平基調で、新型RX同様、12.3インチの液晶スクリーンをダッシュボードの上にドンと置いている。

見た目的にブラウン管テレビと、タブレット型PCぐらいの違いがある。

同時期にマイナーチェンジを受けたトヨタランドクルーザーとの機構上の最大の差異は、ランクルのパワートレインが4.6ℓ V8と6速ATの組み合わせであるのに対して、レクサスLX570は同じV8でも5.7ℓの排気量と8速ATが与えられていることだ。

記事に関わった人々

  • 今尾直樹

    Naoki Imao

    1960年岐阜県生まれ。幼少時、ウチにあったダイハツ・ミゼットのキャビンの真ん中、エンジンの上に跨って乗るのが好きだった。通った小学校の校長室には織田信長の肖像画が飾ってあった。信長はカッコいいと思った。小学5年生の秋の社会見学でトヨタの工場に行って、トヨタ車がいっぱい載っている下敷きをもらってうれしかった。工場のなかはガッチャンガッチャン、騒音と金属の匂いに満ちていて、自動車絶望工場だとは思わなかったけれど、たいへんだなぁ、とは思った。

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