VWデザイン・チーフ、ウォルター・デ・シルヴァが退社
公開 : 2015.11.09 22:20 更新 : 2017.06.01 01:42
フォルクスワーゲン・グープのデザイン・チーフであるウォルター・デ・シルヴァが今月末をもって退社することが明らかになった。
フォルクスワーゲン・グループでは17年間のキャリアであり、その間ランボルギーニやアウディ、セアトをデザインした。1980年代と90年代はアルファ・ロメオのデザイナーとしてもよく知られた存在であった。
オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパによると、フォルクスワーゲンは今後、1年につき€1億(186億円)分のデザイン比を削減することが報じられている。親友であった元CEOのマーティン・ウィンターコルンに責任が問われたエミッション・スキャンダルが原因であることはいうまでもない。
デ・シルヴァは、イタルデザイン・ジウジアーロのプレジデント業やVWグループ内のポストを退く予定であるが、同グループの顧問という肩書は引きつづき残るようだ。
詳細についてはフォルクスワーゲンからの公式のステートメントを待ちたい。