ランボルギーニ・ウラカンにRWDモデル追加

公開 : 2015.11.18 22:40  更新 : 2021.03.05 18:51

ランボルギーニウラカンにRWDモデルであるLP580-2が追加された。

このRWDモデルは、そのネーミングからわかる通り、同じ5.2ℓV10をミドに搭載するが、そのパワーはLP610-4の610psから580psに落とされている。重量は、LP610-4よりも33kg軽い1389kgで、パフォーマンスはLP610-40よりも0-100km/hで0.2秒遅い3.4秒となる。また、トップスピードは320km/hだ。

LP580-2とLP610-4はスタイリング上も違いなある。フロントとリアは修正され、エア・インテークも駆動しないフロント・サイドのダウンフォースを増やす方向でリデザインされている。また、ホイールは19インチの新しい “カリ” ホイールとなる。更に、専用に開発されたリア駆動専用のピレリPゼロ・タイヤが履かされる。

エンジンは、53.1kg-mのトルクを持つが、ECUマッピングは4WDモデルとは異なるものが与えられている。最大トルクの75%を1000rpmで発生するというものだ。

重量配分は40/60で、セレクタブル・ドライビング・モジュールはストラーダ、スポーツ、コルサの3つに調整可能。コルサはオーバーステア気味のセッティングになるという。

6速マニュアルがセットされていた以前のガヤルドのRWDモデル、LP550-2とは異なり、このウラカンLP580-2には7速のデュアル・クラッチが標準となる。ちなみに、CO2排出量は278g/km、燃費は8.4km/ℓと、LP610-4よりもクリーンになっている。

ランボルギーニのCEO、シュテファン・ヴィンケルマンは、「ウラカン・ファミリーに追加されたRWDモデルは、ピュアなドライビングを望むドライバーにとって重要なモデルとなる。」と語った。

価格は発表されていないが、LP610-4の£180,000(3,380万円)よりも安い£150,000(2,800万円)と予想され、フェラーリ488GTBよりも£10,000(190万円)程度安い価格と思われる。

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