フォルクスワーゲン・ビートル・デューンを発表
公開 : 2015.11.18 22:20 更新 : 2017.06.01 01:41
フォルクスワーゲンは、ロサンゼルス・モーターショーでビートルオフロード・スタイル・モデルであるビートル・デューンを発表する。
このモデルは、2014年のデトロイト・モーターショーでコンセプト・モデルが発表されたもので、大きなタイヤと高い車高が特徴のモデルだ。ただし、そのスタイルとは裏腹に、もともとビートルに4WDモデルが用意されていないことを受け、このビートル・デューンもFWDモデルのみとなる。
スタイリングは、ボンネット最先端の大径のエア・ダクト、シルバーのプラティシックのブッシュ・プレート、インジケーター・ユニット、丸いフォグランプなどがスタンダート・モデルと異なるところ。更に、リアにはプラスティックのホイールハウス・カバーが付き、全幅も14mmほど広くなっている。また、235/45サイズのタイヤを履く18インチ・ホイールや、より突出したサイド・シル、専用のグラフィックスを持つLEDテールランプ、リア・ウインドー下にマウントされたスポイラーなどが特徴。
シャシーもフロントおよびリア・トレッドがそれぞれ6mm、7mmほど広げられ、車高も10mmほど高くなっている。
インテリアはメイン・ダッシュボード・パネル、シートに施されたパイピングとステッチなどがボディと同色となる。
エンジンは5種類。105psの1.2ℓと150psの1.4ℓ、そして220psの2.0ℓガソリン、そして110psの1.6ℓおよび150psの2.0ℓディーゼルというラインナップだ。
装備はフォルクスワーゲン・ビートルに順じ、ギアボックスは6速マニュアルや7速オートマティックが設定される。
ボディはハッチバックとカブリオレの2タイプで、価格はまだ発表されていない。