シトロエン、全く新しいサスペンションを2017年にリリース

公開 : 2015.11.25 22:30  更新 : 2021.03.05 21:44

シトロエンのCEO、リンダ・ジャクソンは、ボディ・コントロールをを犠牲にすることなく乗り心地を飛躍的に向上させる新しいサスペンションを2017年にリリースするとコメントした。

この新しいサスペンションは、現在C5で使用されているハイドロ・エア・サスペンションに代わるもので、将来的にはすべてのシトロエンに搭載されることになるという。

「ハイドロ・エア・サスペンションの持つ快適性を、更に適切に、更に現代的にした新しいサスペンションは、シトロエン・ブランドの新しい価値を創造することになるだろう。」とジャクソンは語っている。

そのシステムについては言及しなかったが、現在、そのサスペンションのサプライヤーと共にシトロエンのエンジニアが取り組んでいることを明らかにした。どうやら、エア・サスペンションの一種であるらしく、セルフ・レベリング機構も備えているようだ。

シトロエンの上級ブランドとなるDSのCEO、イヴ・ボンヌフォンが似たような構造のサスペンションを開発しているとされているが、ジャクソンはこの新しいサスペンションはシトロエン専用となると断言している。

また、ジャクソンは、現時点で販売中のシトロエンの14のボディ・スタイルを約半分に減らすともコメントしている。プジョートヨタと共同化初しているC1に加え、今後、7つのボディ・スタイルに絞るという。また、中国専用モデルとして、これとは別にロング・ホイールベース・モデルも用意されることとなる。

シトロエンの生産台数について、ジャクソンは、2020年までに現在の15%ほどアップした160万台にまで伸ばす計画を立てている。

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