メルセデス-AMG A45 4マティック
公開 : 2015.11.30 23:50 更新 : 2017.05.23 16:43
可変ダンパー、機械式フロント・デフと共同で仕事をすることで、コーナー脱出時のトラクションの向上と、高速走行時のスタビリティ強化を実現している。
外観は、あたらしいLEDヘッドライトとスタイル変更した前後バンパー以外は穏やかな変化にとどまる。
リア・ディフューザーとボディ形状の変更は、実際的にも抵抗を減らしたり、ダウンフォースを高めたりと効果があるのだそう。
内装は、8.0インチのインフォテインメント・システムが特徴。‘コマンド’ システムを選べば、アップル・カープレイとミラーリンク、オンライン接続も使用できるようになる。
■どんな感じ?
2.0ℓ4気筒ターボは、アウディRS3の5気筒のようにメロディックなサウンドを聴かせてくれないかもしれないが、エンジン・モードを激しいものにするとマフラーのバルブが開き、BTCCのレースカーさながらの低く迫力のある怒号へと変わる。
変速のたびに鳴る破裂音に加えて、どのレヴ・レンジを通してもつづく、機械的ななめらかさも特長である。
ちなみにではあるが、さかのぼること1991年にデビューしたロータス・カールトンは、その馬力の強力さで多くの人に “禁止すべきだ” と避難をあびたのだが、A45はあと1psのところまで迫っている。