ロータス・エリーゼ・スポーツ、およびエリーゼ・スポーツ220を発売
2015.12.01
エルシーアイは、ロータス・エリーゼ・スポーツ、およびエリーゼ・スポーツ220を発売した。
これは、エリーゼ(1.6)およびエリーゼSに代わるモデルで、かつてエスプリに使用していた “スポーツ” の名を再びラインナップに復活させるものだ。
新モデルは、「より軽く、より速く」というロータスの設計哲学にもとづき、どちらも10kgの軽量化を実現。エリーゼのパッケージングをよりシンプルに改良し、あわせて機能性を向上させた。
⾞重は、エリーゼ・スポーツが866kg、スポーツ220が914kg(本国公表値)を達成。エルシーアイの発表によると、エリーゼ220のスペックは、最高出⼒220ps、最大トルク250Nmで、0-100km/h加速は4.6秒、最⾼時速は234km/hになるという。さらに、新型の軽量スポーツ・バッテリーなどの採用により、前モデルのエリーゼSと⽐較して純粋なドライビング・エクスペリエンスを実現している。
両モデル共通の変更は、スポーツ・モードがともに標準装備となること。これは、DPM(ダイナミック・パフォーマンス・マネージメント)の設定値を減少させ、アンダーステア検出時にホイールスリップを可能にし、スロットル・レスポンスを高める効果がある。また、ビルシュタインのスポーツ・ダンパーを採用したことで、路⾯からのインフォメーションが増え、ステアリング・フィールが向上している。
足元は、前16インチ、後ろ17インチというサイズで、シルバーおよびブラックの軽量キャスト・ホイールを標準装備した。また、アップグレード・オプションとして、空荷時全重量を5kg軽量化する鍛造ホイールデザインを選ぶこともできる。
インテリアでは、軽量スポーツシートにレザー、アルカンターラ、クラシックタータンのトリムを選択できるオプションを追加した。
価格は、エリーゼ・スポーツが5,994,000円、エリーゼ・スポーツ220が7,128,000円。⽇本でのデリバリーは、2016年4⽉を予定している。