セアト・イビーザ1.0 75PS SE
公開 : 2015.12.01 23:40 更新 : 2017.05.29 18:43
アップデートしたばかりのイビーザは、リフレッシュしたインテリア、改良されたシャシー、新規追加のオプションを一気に手にした。考慮の価値アリ。
■どんなクルマ?
セアトにとって、もっとも重要なモデルがイビーザ・ハッチバックだ。今回はそのアップデート版を英国のアイルズベリーとワッデスドンで試すことにする。
イビーザが初めてローンチされたのは2008年のことだった。それから7年、今回のアップデートでは、インテリアが大幅に改善されている。
ステアリング・ホイールと、よりスマートになったメーター周りはひと回り大きい現行版レオンのそれを反映させており、使用するマテリアルも全体的に見なおされた。
ロード・マナーもセアトが努力した部分のひとつだ。サスペンション/ステアリングはリチューンされ、エンジンは効率性向上のために各所に手が加えられた。
外観はLEDのデイライトが組み合わされた以外、ほとんど変わっていないが、エクステリア・カラーは6種から選べるようになっており、ホイールの選択肢も増えた。
大きく変更があったのは、装備品に関してだ。この世代からは6.5インチのナビ・システムやアップル・カープレイ/アンドロイド・オートを含む内製の ‘フル・リンク’ システムを選ぶこともできるようになった。
今回テストしたのは、ミドル・スペックのSE。エンジンはもっとも小さな1.0ℓ3気筒ガソリンとなり、標準のキットとしては、DABラジオ/エアコン/電動ヒーターつきミラー/ブルートゥース/USB接続、5.0インチ・タッチスクリーン式メディア・システムが挙げられる。
モニターにはトリップ・コンピューターとタイヤの空気圧が表示される。