レクサスRX450hプレミア
公開 : 2015.12.03 23:50 更新 : 2017.05.29 19:23
フラッグシップ・グレードであるプレミアであれば、可変クルーズ・コントロール、LEDヘッドライト、ステアリング・ヒーター、デュアル・ゾーン・エアコン、ベンチレーター/ヒーターつきフロント・シート、DABラジオ、クリアかつ情報量に富んだHUD、360°カメラ・システムが標準。セーフティ・システムやエアバッグ(10ヶ所)、レーン・キープ・アシストもついてくる。
12.3インチのメディア/ナビ、マーク・レビンソン製オーディオ・システム(スピーカーは15個)、追加の光沢あるパーツなどもはじめからついてくる。
マウスみたく操作するレクサス内製のインフォテインメント・システムはあまり直感的ではないが、動作そのものは素早く、電話との接続も簡単かつ素早く行える。
荷室容量は先代の446ℓ→539ℓに拡大しているが、リアにはバッテリーやアクスル・アッセンブリーが鎮座するためベストとはいいがたい。ちなみにBMW X5は650ℓだ。深さがないものの、後席をフラットに折りたためる点は加点ポイントなのだが……。
いつもながらのハードな走行をともなうテスト・ルートではレクサスが誇る経済性の高さの恩恵を受けることは少なかったが、それでも10.6km/ℓをマークしたのには驚いた。
ディーゼルを搭載したモダンSUVには到底適わないが、タンクには64ℓもの燃料を蓄えられるため、度々給油せずに済むのもいい。