ニスモ・フェスティバル

2015.11.29

text & photo:Kentaro Nakagomi (中込健太郎)

 
毎年スーパーGT最終戦が閉幕した後、日産が誇るレーシング・マシンや国内外の日産系レーシング・ドライバーが富士スピードウェイに集結する、晩秋の恒例イベントとなったのがニスフェスことニスモ・フェスティバルだ。ちなみに今年で18回目を迎える、ニスモの1年を締め括る人気イベントである。

スーパーGTでは昨年に続きゼッケン1のモチュール・オーテック GT-Rが2連覇を達成するなど、ライバルの台頭にも関わらず相変わらずGT-Rの存在感が霞むことのない活躍を見せた1年だったと言えるだろう。

ここでは最新のさまざまなレーシング・マシンから歴史的な車両が展示された。さらにニスモがプロデュースしたモデルをはじめ、日産のスポーツ・モデルのオーナーのためのプログラムなど、盛りだくさんの内容が用意された。

毎年3万人近いファンが集う一大イベントであるニスモ・フェスティバル。今年の様子をレポートしよう。

  • 素晴らしい好天に恵まれ、朝方は富士山もキレイに拝めた。FSW付近で。

  • ニスモ・モデルのパレードランを駐車場で待つマーチ・ニスモの一群。

  • 富士山に見守られその時を待つノート・ニスモ。23というナンバーが多い。

  • S-tuneGT、270R等のコンプリートモデルが並ぶのもニスフェスならでは。

  • 宝の山の中には掘り出し物も潜んでいる。チェックについ力が入るもの。

  • ピットワークを間近に見ると、自然とチームへの愛情も増すというもの。

  • Zのオーナーになったなら一度はサーキットを走ってみたいものだ。

  • Jatcoのブースではトランスミッションの仕組みがわかるデモンストレーションも。

  • キッズパークにはウルトラマンに登場する特別なリーフが展示されていた。

  • その名も「ジオアトス」。その前で記念撮影をする親子が後を絶たなかった。

  • 乾燥するこの時期、サンプルを配る彼女たちの前には、たちまち長い列が。

  • ヘリテージランは「日産車の歴史」の1ページ。一見の価値あり。

  • グリッドウォークを待つ長い列。開始30分前には多くの参加者が集合。

  • 間もなくグリッドウォーク。ついつい気持ちも昂るというもの。

  • 午後から雲も出て来たが、会場を歩き回るにはちょうど良い気候か。

  • 警備担当も待ち時間に「どのチームのファン?」など子供と会話する場面も。

  • 堰を切ったようにとは、まさにこのこと。お目当てのマシンが待つ場所へ。

  • 今回のセーフティカーにはスカイラインクロスオーバーが使われた。

  • 子供の記念撮影でR92CPに乗れた。将来のファンのためのいい記念だ。

  • スロットカーでも日産の名車が揃う。つい走らせたくなるもの。

  • スロットカーのチャレンジ・ランには親子連れを始め多くの人が列をなす。

  • レーシング・マシンに座るだけなのだが、こういう機会は滅多にない。

  • エキジビション走行がスタートを切ると走って逆サイドにかじりつく子供。

  • 懐かしいマシンがもうすぐ出陣。最終チェックに余念はない。

  • 箱スカ・レーシングはいつも大人気。たちまちギャラリーの人だかりだ。

  • 最近街では見なくなった510ブルーバードだが、まだまだ現役だ。

  • 310系サニーは新しいように感じるが、もう間もなく40年選手だ。

  • ウォームアップするエンジン音の競演。集まったファンを愉しませてくれた。

  • 古いモデルを大切にする気持ちは、ここに集う全員に共通だ。

  • スピリットの宿った最新のニスモ・モデルも来場者を出迎える。

  • 箱スカGT-Rは参加者のクルマでも、ギャラリー達から大人気だ。

  • カメラに撮りたくなるクルマと出会えた。これが何よりの収穫だ。

  • エンジンの案内が置かれたスカイライン。よく見ると本物ではなく…。

  • 精巧に作られたミニチュアモデルは、心をくすぐるアイテムだ。

  • 最新のインパル・モデル。希少ながらこの日は来場者駐車場でも散見。

  • 彼女たちもこの日が実質的なシーズンラスト。交流も楽しみのひとつ。

  • ミシュランのトランポはスカニア。こういうクルマも見過ごせない。

  • CSクラフトのブースでは物販の他「GT-R買取り」の呼びかけも。

  • マック・ツールのブースには欧州専用モデルNV400ベースのバンも。

  • NV400の車内には所狭しとツールが格納されている。つい心惹かれる。

  • 会場内ではNV350キャラバン・チェアキャブのシャトルバスも巡回。

  • サイン入りのブルゾンを着た人は、会場内で注目の的だ。

  • SEVを施したZカブリオレ。既に国内では販売終了した希少車だ。

  • 往年のグループCマシンも多数展示。年配のファンも釘付けになっていた。

  • 1969年にここ富士スピードウェイで開催された日本GPで優勝したR382。

  • R380の雪辱を果たすために投入されたR381。1968年の日本GPを制す。

  • このフェスティバルへの招待など特典充実。多くの人が入会していた。

  • この日野ポンチョはスルガ銀行の移動ATM車。イベントで心強い存在だ。

  • NISMO大森ファクトリーのブースにて。マフラーの軽さを体感する。

  • ピットからものすごい音が…。カメラの先にあるものは果たして。

  • そこにはR30スーパー・シルエットが。コレは見過ごせない名車だ。

  • オーテックジャパンのブースでは、前週のAOGに続き「吹き出し」も登場。

  • 新しくなったデイズ・ライダー。最近では久しぶりの彩色系ライダーだ。

  • ビバンダムと一緒に記念撮影すると、連覇達成のポストカードをゲット。

  • なかなか普段は売りに出ないものが手に入るのもニスフェスの魅力。

  • ついつい足が止まるタミヤのブース。日産車のプラモデルが充実。

  • その強さはもはや周知の事実。モチュール・オーテックGT-R。

  • 今シーズン活躍したGT-Rがそろい踏み。こちらはカルソニックGT-R。

  • 今年の栄冠を祝う展示がなされ、トロフィーも一緒にお披露目された。

  • ル・マンでの力走はまだ昨日のことのよう。R390 GT1にも遭遇する。

  • 安全運転宣言をする松田次生選手。場内の至る所に映し出される。

  • モータースポーツこそ安全運転が大切。すべてに優先される。

  • サインや記念撮影に気軽に応じる松田次生選手。

  • 来年も日産モータースポーツはどんな感動を見せてくれるのか。

  • ナンバーワンのポーズが誇らしげ。3連覇なるか。

  • 今年の覇者のまわりには、ひと際多くの人が列をなす。

  • そして根強く人気を二分するかのような12号車。

  • キャンギャルも今シーズンはここで仕事納め。お疲れさまでした。

  • 子供たちと一緒に記念撮影。来年も応援よろしくね!

  • 応援団の旗ふり合戦。大きい旗が一斉に振られる光景は壮観だ。

  • 表彰台は微笑みと喜びで包まれる場所。受賞者にトロフィーが手渡された。

  • マック・ツールのミニ工具箱だが、女性は宝石箱として使うそうだ。

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