ボルボS90に3気筒ハイブリッド搭載か
公開 : 2015.12.05 22:40 更新 : 2017.06.01 01:40
デビューしたばかりのボルボS90には、当初のところ2ℓ4気筒のドライブ-Eが、ハイブリッド、ガソリン、ディーゼルの3タイプ搭載される予定だが、その後に3気筒のハイブリッドが搭載されるかもしれない。
ボルボは、親会社であるジーリーのために、CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)という小型車用プラットフォームを製作中で、このプラットフォームに搭載するために1.5ℓ3気筒ターボ・エンジンも開発中だ。
当初、S90に使用されているSPA(スケーラブル・プラットフォーム・アーキテクチャー)には、3気筒ユニットを搭載することは考えられていなかった。しかし、リサーチ&デベロップメント担当の上級副社長、ピーター・マーテンスによれば、S90に搭載する予定のツイン・エンジンのT8ユニットの下に位置するハイブリッド・ユニットとして搭載する可能性が出てきたというのだ。
この1.5ℓ3気筒ハイブリッドは、プラグインではない通常のハイブリッドになる模様だ。
本来は、この1.5ℓ3気筒は、従来の1.6ℓ4気筒に代わるもので、S40、V40、XC40といったモデルに使われる予定のものだ。しかし、マーテンスは、この1.5ℓ3気筒がSPAにも相応しいものだとコメントしている。