ランボルギーニ・ウラカンLP580-2
公開 : 2015.12.09 23:40 更新 : 2017.05.29 19:21
2WDのウラカン。暴力的なポテンシャルを秘めていながらも、これまでよりバランスが高まっている。
■どんなクルマ?
2輪駆動のウラカン。LP580-2と名付けられた。末端の ‘2’ が示すとおり、5204cc V10が生みだすパワーは、4輪ではなく後輪だけにもたらされる。
レギュラーのLP610-4が、フロントにパワーを送りすぎる傾向があることをAUTOCARは既に見抜いている。従順なクルマを作ろうとしたトレードオフだ。
ランボルギーニの言葉を借りるならば “底抜けの楽しさを追求した、もっともテクノロジカルなクルマ”。‘ただしい駆動方式’ といえる時がきたのかもしれない。
フロントのドライブラインを削ぎ落とすことで33kgの減量を果たした。フロント・デフもなければ、フロント・ハーフシャフトもない。