アウディQ2クロスレーン
公開 : 2012.09.29 15:00 更新 : 2017.06.01 01:03
アウディはパリ・モーターショーにクロスレーン・クーペというカテゴリーのコンパクトSUV、Q2を発表した。
そのクロスレーン・クーペは6月にAUTOCARが解説したが、2+2シーターでEVの2ドアのSUVである。
コンセプトカーは、長さ4520mm、幅1900mm、高さ1500mm、ホイールベース2550mmというサイズだ。それは3ドアのアウディA3よりも僅かに長く、より広い。
そのスタイリング写真は、AUTOCARのドローイングの予想図だが、これは初期の情報にもとづいて描かれたものだ。
ウルフガング・エッガーによれば、クロスレーン・クーペは、アウディのQモデルの将来を示唆するものといい、広いスタンスと3Dのフロント・グリルを持つ。
116bhp、25.4kg-mのパワー、トルクを持つ電気モーターとバッテリーで駆動され、バッテリー・パックが枯渇した時には130bhpの3気筒1.5リッター・エンジンが電気モーターを動かすことになる。しかし、エンジンから直接駆動輪を動かすことはない。
Q2は、次世代のミニ・カントリーマンの直接的なライバルであり、その生産は2015年からが予定されている。
もちろん、ラインナップとしてはQ3の下になる。また、クロスレーン・クーペは、最終的に実用性を重視して5ドアの4シーターとなるだろう。その方向性は、最終的には今年後半にアウディのボスによって決められることになる。
そのシャシーはMQBプラットフォームで、アウティA2の車高の高いモデルや、第2世代のスコダ・イエティと共有することになる。また、4気筒のガソリンとディーゼルもラインナップに加えられ、駆動方式はFWDと4WDの両方が用意されることになろう。