BMW、i8スパイダーの最新コンセプトを発表へ

公開 : 2015.12.09 22:40  更新 : 2017.06.01 01:40

BMWは、i8スパイダーの新たなコンセプト・バージョンを、2016年1月にラスベガスで開催されるCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で発表する。

2012年の北京ショーでi8スパイダーの最初のコンセプト・モデルが公開された。そのボディ剛性確保などの難題が立ちはだかり4年を要したが、とうとう生産化が近づいたようだ。

2013年12月にインタビューに応じたスポークスマンによれば、カーボンファイバー・ボディと強化プラスティックによるボディをコンバーチブルにすることに問題があったのだという。

しかしながら、BMWはこうした問題点を解決し、今後12か月以内にローンチできるところまでこぎつけた。ドイツのメディアも、ハラルド・クルーガーCEOの「それほど遠い話ではない」というコメントを報道している。

CESは技術を扱うイベントである他め、今回のコンセプト・モデルも、生産化について話題にするというよりも、i8のテクノロジー面にフォーカスした扱いになりそうだ。コネクティビティや安全面での改良に加え、パワートレインやバッテリーパックへの改良が施されることで、EVモードの航続距離はクーペ仕様の37kmを超えるもにになりそうだ。

i8クーペ同様にスパイダーは1.5ℓ3気筒ガソリン・エンジンをミドシップし、これにフロントに搭載したモーターが組み合わされる。システム総合出力は231psで、0-100km/h加速は、クーペ同様に4.4秒で達成する予定だ。

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