ベントレー・コンティネンタルGT3
公開 : 2012.09.27 17:19 更新 : 2017.06.01 01:03
ベントレーは、マクラーレン、ポルシェ、メルセデス、そしてアストン・マーティンのライバルとなるコンティネンタルGT3をパリ・モーターショーでデビューする。
このモデルは来年のル・マン24時間に、ベントレーとしては10年振りにカムバック出場するモデルであるという。
そのベースはベントレーGTスピードだが、その駆動方式は4WDからFRに変更されている。また、ボディは、カーボンファイバーのフロント・スピリッターと、リア・ディフューザー、そしてレース・スペックのリア・ウイングが装着される。
ベントレーは、エンジン・スペックについてはまだコメントしていないが、ターボ付きのW12をチューンしたものが搭載されると見られる。
そのセッティングのすべては、ル・マンでも有名なブライアン・ガッシュの指示のもと、クルーにあるモータースポーツ・チーム自身の手によって行われる。テストは今冬から始められる予定だ。
クルマが北ウェールズのアングルシー・サーキットでシェイクダウンされたことはベントレーの公式写真からもわかる。レース・デビューは来年の後半になるだろう。
ベントレーのCEO、ウルフガング・シュライバーは、「われわれは顧客のベントレーがレースにチャレンジしているという姿を見せる必要がある。これはコンティネンタルGTが登場して以来、私達が見た夢でもある。また、これは、ベントレーの長期のモータースポーツ計画に基づいたものである。」とコメントしている。