次世代のフォード・フォーカスEVは2016年後半から生産開始

公開 : 2015.12.12 22:20  更新 : 2017.06.01 01:40

次世代のフォード・フォーカスEVは、$45億(5440億円)とういうEVへの投資の一部として、来年後半から生産が開始される。このフォーカスEVは、160kmの航続距離を持ち、新しいDC高速充電によって30分で80%の充電が可能なのが特徴。ちなみに、現在、アメリカ市場で販売されているフォーカスEVは、このレベルまで充電するのに2.5時間が必要だ。

フォーカスEVのインストルメントは、ドライバーが電気の使用状況を理解するための情報が表示され、スムーズなブレーキングを補助するブレーキング・コーチ・ファンクションも搭載するフォードは、この新しいフォーカスEVについて「乗って愉しいクルマで、機敏なハンドリングを持つ。」としている。

現行のフォーカスEVは、0-100km/h加速が11.7秒という149psのモーターを搭載する。最高速度は137km/hだが、当然そのパフォーマンスは向上するものと考えられる。

EVモデルは今後更にバリエーションを増やしていく予定で、フォードでは2020年までに13の新しいEVを発表するという。また、生産量の40%をEVにする計画を立てている。フォードとしては、これから5年間はEVに最大規模の投資を行う予定である。

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