アストン マーティンDB10
公開 : 2015.12.24 23:50 更新 : 2017.05.29 18:20
■インテリア
基本的には、他のアストンと同じ言語を適用。
レザーで主要部分を覆いながら、カーボンを挿す手法は、私の硬派(かついくぶんモノクロマティック)なキャラクターに合っていると思う。
ダイアルの形状も操作しやすく、インストルメント・パネルはスタイリッシュで読みやすい。
もっとも、特別な評価を与えたいのはステアリングの形だ。サイズ、太さともにテーラーメイドなのではと思うほどしっくりとくる。
欠点といえば、マシンガンをおさめるスペースがないという点だろうか。
まぁわれわれの世界だって小型化が進んでいる。必ずしも大きい武器がベターというわけではないのだが。
あとはカップホルダーさえない。なにもドンペリをコンピューター制御で冷やし、ジャイロを利用して溢れないようにして欲しいといっているわけではない。
Qよ、もう少し私のことを考えてくれてもいいじゃないか。
おっと、あとは窓が開かない。どこの天才がグッドアイデアだと思うだろう?
事実、ローマの信号での停車時にカムテールの1750アルファ・スパイダーに乗った美女が微笑んできたが口説き文句ひとつ言えなかった。