レース4：ポルシェ911ターボS vs ダッジ・チャレンジャーSRTヘルキャット vs 日産GT-R

717psと89.9kg-mのダッジはオートマティック。納車して間もない個体であるが、数字が数字だけに頑張ってもらわねばならない。

さらに注目すべくは、911ターボS。97km/hまでが3.0秒、400mが11.0秒。ひどい路面でもこれだけの数値をだせる点がポイントだ。

911とGT-Rは等しいパワーを引きだすが、まずリードしたのは911。最高レベルのローンチ・コントロールを組みあわせていることが理由。

GT-Rの粘りづよさも遺憾なく発揮され、+0.1秒で400mを走りぬけた。

数字に対して、期待するほどの結果が得られなかったのはダッジだった。ローンチ・コントロールがついているが、4輪にうまくパワーが伝わらない。

ほか2台に後塵を拝する結果となったが、12.2秒のタイムはかなりレベルが高い。パワーだけ絶対ではないことが明らかになった瞬間である。