レクサスRX450hプレミア
公開 : 2016.01.06 23:40 更新 : 2017.05.29 19:23
英国ではじめて試した最新のRXは、たかい能力と突出した洗練性、さらには使い勝手のよさを披露した。しかし運転した際の感覚には、あいかわらず興味がもてない。
■どんなクルマ?
少なからぬお金を必要とするラグジュアリーSUVを英国外で試したのはつい先月のこと。その際乗ったのは左ハンドルのモデルだった。
そして今回、英国の環境にも適しているのかを試す機会と相成った。グレードも前回と同じ。RX450hのプレミアである。
4代めは、これまでのモデルの焼きなおしというわけではない。オール・スチール製のプラットフォームは、延長され、さらに締めあげている。全長は先代+120mm。ホイールベースも伸びているのは、これまで抱えていたコックピットの狭さという欠点を補うためのものである。
空気とうまくやり過ごせそうなボディのデザインは、クルーズ時のマナーのよさをアピールするためだそう。サスはわずかにやわらかく、ブッシュは硬くなった。ステアリング・マウントとアンチ・ロールバーも見なおすことで、神経質だった先代を改めた。