レクサスRX450hプレミア

公開 : 2016.01.06 23:40  更新 : 2017.05.29 19:23

より冒険的なデザインとすることで、元気のよさを醸しだそうとしているようだ。

英国仕様は、RX200tとRX450hの2展開。前者は2.0ℓのターボ・ガソリンが238psを引きだす。後者は263psの3.5ℓV6ガソリンが各アクスルに置かれる電気モーターからアシストを受け、合計で312psを引きだす。

CO2エミッションは450h場合、120g/km。この値で税金が決まる英国では、ディーゼルを搭載したクルマをカンパニーカーとして検討中のカスタマーを揺さぶるはずだ。装備の豊富さも売りである。

■どんな感じ?

これまでのRXとのあいだに明確な差があることを乗ってすぐに感じた。ドライバーズカーとしての楽しさは期待すべきでないし、エコであることが購入の切り札になることもないだろうが、成熟したモデルになったことは間違いない。

キャビンに使用するマテリアルはどれも上質。それぞれの組みつけはカチリとしており、仕上げも美しい。以前の記事にも書いたがスイッチの見た目や押し心地もいい。

テスト車のようなハイエンド・モデルであれば、レーザーでエッチングしたセンター・コンソール上のウッド・トリム(ヤマハのグランド・ピアノを作成する職人による)が用意される。ならばどうして ‘ピアノ・ブラック’ がのオプションがないのだろう? (もちろん皮肉である)

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