リンカーン・コンチネンタルをワールドプレミア
公開 : 2016.01.13 22:10 更新 : 2017.06.01 01:39
フォードのフラッグシップ・モデル、2017モデルのリンカーン・コンチネンタルがデトロイト・モーターショーでデビューした。
新しいシグネチャー・グリルと、特徴的で複雑なヘッドランプを持ち、フロント・バンパー下には3つにわかれたエア・インテークがレイアウトされる。また、そのエア・インテークにはLEDライトが配される。パノラマ・サンルーフは、ルーフの大部分を占めるほど大きく開口する。
ドアはボタンでオープンする独特のものだが、サイド・ビューはコンベンショナルな3ボックス・スタイルをとる。
リア・エンドのデザインは、水平型のテールランプを中心に描かれ、小さなダック・テール・スポイラーと台形のエグゾーストが与えられている。
インテリアは、マッサージ、ヒーター、冷房機能を持つフロントおよびリア・シートが装備される。このシートは、プライベート・ジェットにヒントを得た30方向の調節が可能というもの。また、リア・シートからは、エアコンとオーディオのコントロールが可能な他、リクライニング機構を持つ。
トリムにはウッドとアルミニウムが多用されるが、コンソールとダッシュボード、シートは本革製となる。
エンジンは406ps、55.3kg-mを発揮する3.0ℓV6が搭載され、サスペンションは、コンフォート、ノーマル、スポーツの3つのセットアップを選ぶことができる。
今年のデトロイト・モーターショーの目玉でもあるドライバー補助も数多く導入されており、衝突回避ブレーキや、渋滞時のオート・パイロットなどを備える。また、360°カメラも搭載されている。
価格は発表されていないが、このコンチネンタルは今年の秋からアメリカおよび中国で発売が開始される予定。生産は、ミシガン州のフラットロック工場で行われる。