キア・オプティマ・スポーツワゴンのウインター・テスト
公開 : 2016.01.19 22:10 更新 : 2021.03.05 21:36
新しいキア・オプティマ・スポーツワゴンは今年後半の発売を予定しているが、その発売を控えてウインター・テストが行なわれている。
このオプティマ・スポーツワゴンは、オプティマ・サルーンをベースとしたモデルで、ヒュンダイi40、ヴォグゾール・インシグニア、フォード・モンデオ、マツダ6などとライバルとなるクルマだ。
今回撮影されたスクープ・ショットは、かなり深いカモフラージュがされているが、そのスタイリングは、昨年のジュネーブ・モーターショーで公開されたスポーツスペース・コンセプトから強くイマジネーションを受けているものと想像される。スポーツスペースは、アイス・キューブのようなクワッド・ヘッドランプや、特徴的なボンネット・バルジ、最新のタイガー・ノーズ・グリルを持ったクルマだ。また、パワーユニットには、1.7ℓのディーゼルを中心としたT-ハイブリッドが搭載されていた。ギアボックスはシーケンシャルのシフト・バイ・ワイヤで、ステアリングにはパドルを採用していた。
このスポーツスペースに用いられたインテリアのデザインも、スポーツワゴンに流用されることになろう。
2015年のジュネーブ・モーターショーの会場で、ヨーロッパのキアのチーフ・デザイナーであるグレゴリー・ギヨームは、「スポーツスペース・コンセプトは、非常に現実的なクルマで、おそらくそのままにちかいカタチでショールームに並ぶことになるだろう。」とコメントしていた。
スポーツワゴンは、第4世代のオプティマ・サルーンと同一で、英国では141psの1.7ℓCRDiディーゼルのみが発売されることとなる。また、ハイブリッドや高性能バージョンGTが追加される可能性もある。