レクサスRC200t
公開 : 2016.01.20 23:50 更新 : 2017.05.29 19:23
RC Fよりも軽い車体と穏やかなパワーは武器となるか? 4気筒エンジンを搭載した200tを英国で試す。
■どんなクルマ?
こちらはレクサスRCクーペの4ポット版。478psを叩きだすV8を搭載したRC Fのひとつ下のグレードである。
ISやNX、RXが同エンジンを使用するため、すでにお馴染みのものとなりつつあるが、2.0ℓエンジンはツイン・スクロール・ターボの助力を受ける。
最高出力は244psを発揮し、8速のオートマティック・ギアボックスを組み合わせる。ギアボックスはRC Fが使用するものと同じである。
200tのなかでも今回は ‘Fスポーツ’ と呼ばれるグレードを試す。他には英国では ‘プレミア’ というグレードが用意されている。
トルセンLSDと可変ダンパーがパフォーマンス重視のダブル・ウィッシュボーン(前)とマルチリンク(後ろ)を手助けする。
外観はFスポーツならではの差別化が図られる。前後のルックスはプレミア・グレードよりもアグレッシブになり、アロイ・ホイールは19インチとなる。その他にはLEDのヘッドライトやアルミ製キックプレート、スポーツ・ペダルなど細かい部分も専用のものに入れ替わる。
ドライブ・モードはエコ、ノーマル、スポーツ、スポーツS+(Fスポ専用)の4種。スロットル、ギアボックス、ステアリング、ダンパーの反応が随時切り替わる。