ランドローバー・ディスカバリー・ランドマーク
公開 : 2016.01.20 23:40 更新 : 2017.05.29 19:17
5代目ディスカバリーのデビューがすぐそこで控えている今、‘ランドマーク’ なる特別なモデルを試す。
■どんなクルマ?
ランドローバー・ディスカバリー4の販売がもうすぐ終わってしまうという事実を聞くたびに私は塞ぎこみたくなる。
こんにちの大型SUVをみれば、重く燃費が悪く、無骨なだけでなく、快適性やオフロード上のアビリティさえも時代遅れになりつつあるのは理解できるのだが。
よりスマートで軽い後継が今年のおわりにデビューするまでに、ディスカバリー4は7つの異なったトリムを追加することで最後まで闘いぬこうとしている。
エンジンは尊敬に値する257psの3.0ℓSDV6ディーゼルの一択となるが、なかでも今回は ‘ランドマーク’ と呼ばれる特別モデルを試したいと思う。
価格は£56,000(927万円)をわずかに切るが、ベースとなるのは約£60,000(993万円)の ‘HSEラグジュアリー’ と呼ばれるトップ・グレード。
ルーフ・レール、キラキラと光る漆黒のグリルやミラーは標準となり、さらにザンジバル社の仕立てを含むレザー・パック(これまでは選べなかったタン+5色)も用意されている。