アバター・ロードスターがデビュー

公開 : 2016.01.22 22:50  更新 : 2017.06.01 01:39

デボンをベースとしたプロダクション・モデル、アバター・ロードスターがオートスポーツ・インターナショナル・ショーで公開された。

このロードスターは、ゼノスE10SおよびE10Rに搭載されているのと同じ2.0ℓまたは2.3ℓのフォード・エコブーストを搭載するモデル。但し、エンジンの搭載方向はゼノスと異なり縦置きとなる。

2.0ℓモデルは255psで0-96km/hが3.9秒、最高速度は241km/h、2.3ℓモデルは355psを発揮する。価格は2.0ℓモデルが£29,450(493万円)、2.3ℓモデルが£34,450(577万円)からだという。重さは両モデル共に700kg。この軽いボディ・ウエイトは、チューブラー・スペース・フレームとグラスファイバー製ボディによって成し遂げられたものだという。

ほぼセンターに近いシート・ポジションを持ち、慎重にマウントされたフューエルタンクと、ポルシェボクスターから移植された軽量な5速トランス・ミッションが装備されていると、アバターのディレクター兼デザイナーであるディラン・ポポビッチは語っている。

またレーシング・バージョンも存在する。アウディ製の2.7ℓターボを搭載する個のモデルは、既にキャッスル・クーム・サーキットでテストが開始されている。

アバターは年間25〜30台の生産が可能ということだが、現時点では1ヶ月につき1台のペースで進行している。このロードスターが成功すると、より長いホイールベースを持ち、シボレーのLS3 V8ユニットを搭載するモデルが登場するという。

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