アウディQ7 3.0TDI 218

公開 : 2016.01.22 23:30  更新 : 2017.05.29 18:14

テスト車には可変エア・サスペンションが組み合わされるため、コンフォート・モードではしっとりと落ち着いている。室内の居心地はトップ・レベルだ。

ステアリングは基本的に軽いのだが、路面の善し悪しに左右されにくい。それになめらかに舵を切れる。

体格は大きいがボディの動きは予想しやすく、誠実に、正確に向きを変えてくれる。もし仮にあなたが急いでいるのなら、スプリング起因の縦方向の動きには注意する必要があるのだが。

さらにダイアルを締めあげていくと、ステアリングが意図的に重くなる。サスペンションも無理をして動きを狭めているような感じがする。

これによって、動作はクイックになった感じがするのだが、価値あるものとまでは思えない。深いとは思えないものの、だからといって ‘スポーティ’ といえないのも残念だ。

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