第5世代のランドローバー・ディスカバリーの開発も最終段階へ
公開 : 2016.01.23 22:10 更新 : 2017.06.01 01:39
来年の発売が予定されている第5世代のランドローバー・ディスカバリーの開発も順調に進行中のようで、ファイナル・ステージとも言えるウインター・テストが現在行われている。
新しいディスカバリーは、現行モデル同様に実用的な4WDで、2014年に登場したディスカバリー・ビジョン・コンセプトのように、豪華でラグジュアリー志向のキャビンと滑らかなデザインを特徴とする。
ワールド・プレミアは、今年の後半に行われる予定だが、この第5世代の新型は現行モデルよりもかなり軽量化がほどこされているのも特徴。
新しいディスカバリーは、レンジローバー、レンジローバー・スポーツと同様にアルミニウム・モノコックを持つ。現行ディスカバリーは、頑丈だが重いT5ラダー・シャシーを持っているが、これが一新されることになる。
エンジンは、英国およびヨーロッパ市場向けには、レンジローバー、レンジローバー・スポーツ、そして現行のディスカバリーにも使用されている3.0ℓSD V6がメインストリームとなる。ハイブリッドについては、ジャガー・ランドローバーは向こう10年間は生産の予定がないとしているので、期待薄だろう。
JLRのデザイン・ディレクター、ゲーリー・マグガバンによれば、新しいディスカバリーも、そのモダンに変身するスタイルとは裏腹に、オフロード性能については、現行モデルから後退することはないとコメントしている。