フェラーリFF、2016年モデルをヴィッラ・デステで公開
公開 : 2016.01.26 22:40 更新 : 2017.06.01 01:38
フェラーリFFのアップデート・バージョンが、イタリアのコモ湖で2月15日に発表される。
アンヴェールは、コンコルソ・デレガンツァ・ヴィッラ・デステを舞台にして行われ、フェイスリフト仕様が公にされるのは今回が初となる。
昨年初頭に、カモフラージュを受けたテスト車両をキャッチしたが、エクステリアの変更は、フロント・グリルとエアインテークの拡大という限られたものだった。
大きな変更点はボンネット内に集中しており、660psを発揮する6.3ℓV12ユニットはパワー・アップが計られ、現行の7速デュアル・クラッチも8速に代えられることとなる。また、この変更によって、380g/kmという莫大なCO2排出量は減少される模様だ。更に、4WDシステムにもアップグレードが施されるようだ。
インテリアでは、カルフォルニアTから移植されるアップデート版インフォテイメント・システムが装備され、あわせてマテリアルの変更がなされる。
また、FFには、カリフォルニアに積むV8ツインターボ・エンジンを搭載するエントリー・レベルの車両も用意されるという噂もある。