日産リーフ30kWh
公開 : 2016.01.28 23:30 更新 : 2017.05.29 19:26
日産リーフは従来の25%、航続可能距離を改善した。英国内を初めて試すことにする。
■どんなクルマ?
2015年、英国内では27000台のプラグイン・ハイブリッド車とEVが販売された。2014年の90%増しという結果である。電気革命はとどまるところを知らない。
2010年に初めて日産リーフがデビューして以来、モデルの選択肢が増えたことが、カスタマー拡大の理由だと日産は考えている。
EVが欲しい場合、日産リーフがもっともフレンドリーである。なかでも24kWhの ‘ビジア’ と呼ばれるトリム・レベルであれば、£20,790(352万円)で買える。
今回日産は、従来の24kWhではなく、あたらしい30kWhのリーフを搭載することを決めた。航続可能距離は250kmまで伸びている。
バッテリーのキャパシティが増えたにもかかわらず、バッテリー・ユニットそのものはこれまでと同じ。電極の素材を見なおしたことで、航続距離を伸ばしたのだ。
重量はこれまでより21kg増えているのだが、動力性能と最高速度はこれまでを維持。30kWhの場合、中級グレードの ‘アセンタ’ と上位の ‘テクナ’ が選べる。
テクナの価格は£5,000(85万円)が引かれた状態で£24,490(414万円)。英国内では8年か16万kmのバッテリー保証が適合される。