アルファ・ロメオ、2020年までに7モデルを発表
公開 : 2016.01.28 22:35 更新 : 2017.06.01 01:38
フィアット・クライスラー傘下となったアルファ・ロメオは、今再起動計画の最中だ。投資家へのプレゼンテーションの中で、アルファ・ロメオは、ライトウエイト、ハイテク、そしてスポーティ・リア・ホイール・ドライブを製造するメーカーとして位置づけられることとなる。その最初となるのが、昨年夏にデビューしたジュリアだ。
FCAは、アルファ・ロメオに€50億(6,450億円)の投資を行い、その結果として当初は2018年までに7つのモデルを発表するとあったが、そのスケジュールは若干遅れて2020年までと伸ばされた。
BMW X3やランドローバー・ディスカバリー・スポーツに対抗するミッドサイズのSUVがまず計画されている。アルファ・ロメオによれば2016〜2017年のデビューが予定されているという。
更に2017〜2020年までにフル・サイズのBMW 5シリーズに対抗するモデルがデビューする。
更に2つのユーティリティ・ビークルが計画されている。そのうち1台はBMW X3よりも大型のモデルになるという。
2010年代ギリギリに登場するのが4Cの後継モデルだ。しかし、このモデルについては、スポーツカーとして登場するのか、あるいは他のクーペ・モデルの派生となるかは現時点では不明。
新しいハッチバックも登場する。これは、ジュリエッタの後継で、シャシーはジュリアのリア・ホイール・ドライブのショート・バージョンを使用する計画だ。但し、ミトの後継については触れられていない。
また、アルファ・ロメオは中国市場を含む世界的な販売ネットワークを持たないため、今後はヨーロッパと北米市場をメイン・ターゲットとして考えていくようだ。
また、プラグイン・ハイブリッドの計画も明らかにされた。それによれば、2018年に登場予定で、48Vのエレクトリカル・アーキテクチャーを用いることになるという。