スマート・フォーツー・カブリオ90
公開 : 2016.01.29 23:50 更新 : 2017.05.29 18:43
つい先ごろ生まれかわったスマート・フォーツーの ‘屋根なし’ 版。現実主義のシティカー・カスタマーにとって相変わらず有力選手なのか? 価格を含めて判断する。
■どんなクルマ?
こちらはスマートがつくる2シーター・シティカーの屋根なしバージョン。屋根ありの兄弟と同じくハンバッハで組み立てられる。
ちなみにシャシーを共有するフォーフォーとルノー・トゥインゴはスロベニアで組み立てられている。
長さ、幅、高さは変化していないが、各グレードごとに£2,140(36万円)ずつ高くなっている点が、評価を分けそうだ。
昨年、スマートは全世界で12万台を売りあげた。英国での成長率は100%であった。2000年から通算すると20万台のカブリオが販売されている。
ハード・トップとカブリオの売上は、後者が15%程度ハード・トップより少ないのだそうだ。
カブリオのエンジンはハード・トップと同じ。つまり71psの1.0ℓ3気筒NAか、90psの0.9ℓ3気筒ターボから選べる。
トランスミッションは、発売直後は6速のデュアル・クラッチATのみとなっているが、3月中には5速のMTを£995(17万円)程度安く手にすることができる予定だ。