アルピナB7の公式ティザー・ビデオを公開
公開 : 2016.01.29 22:40 更新 : 2017.06.01 01:38
まもなくデビューが予定されているBMW 7シリーズ・ベースのアルピナB7のティザー・ビデオが公開された。
このアルピナB7は、アメリカおよび中国市場をメイン・ターゲットとするモデルで、BMW 7シリーズにMディビジョン・モデルが存在しないことからも、貴重なハイパフォーマンス7シリーズになる。
アルピナの通常の手法に従って、エアロダイナミクスが見直され、よりディープなフロント・スポイラー、大きなエア・インテイク、そしてトランクの上のリップ・スポイラーといったエアロ・キットが装備される。
エンジンはB5やB6で使用されている4.4ℓのツインターボV8で、エディション50では600psにまでチューニングされたもの。このB7への搭載に関しては610psを上回ることも考えられる。というのも、B7はアルピナ史上最も強力なモデルである必要があるからだ。
トランスミッションはZF製の8速オートマティックの強化バージョン。パドル・シフトでコントロールすることとなる。
また、アルピナのCEO、アンドレアス・ボーフェンジーペンは、中国市場向けに若干小さなエンジン、つまり4.0ℓバージョンも製作するつもりだと話した。価格差はあまりないものの、この排気量だと中国の税制上、非常に有利になるからだ。この試みはアルピナとしては初のものであるが、2014年に1,700台を販売したアルピナが、今後2,000台という大台に載せるためには重要なチャンスとなる。
ボーフェンジーペンは、将来的には2,500台の販売を目標としている、とコメントしている。