ベントレー、新しいLMP2レーサーに着手

公開 : 2016.01.30 22:30  更新 : 2017.06.01 01:38

ベントレーは、2003年にル・マンで勝利して以来の、新しいレーシング・モデルに密かに着手している。

ベントレーのCEO、ウルフガング・デュルハイマーは公式にはこのプログラムの存在を認めていないが、新しいレーシング・モデルの開発について「いい考えだ」とコメントしている。

但し、トップ・カテゴリーのLMP1については「あまりに高価で複雑だ」と言い、ポルシェアウディがこのクラスを席巻している現状に付け入る隙はないと考えているようだ。

その代わりとして来年から実施される新しいLMP2レギュレーションに従ったマシンを計画しているようだ。このLMP2カテゴリーでは、ダラーラやオレカといったオフィシャルに認められたレーシングカー・コンストラクターのシャシーを使うことが義務付けられているために、ベントレーはゼロからマシンを設計する必要もない。

この新しいLMP2マシンのデビューは2018年にデビュー予定だが、ベントレーの100周年を記念する年が来年ということもあって、2017年にまでその計画が早められる可能性もある。

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