新型アウディA5は2017年前半を予定

公開 : 2016.02.02 22:50  更新 : 2017.06.01 01:38

BMW 4シリーズのライバルにあたるアウディA5クーペの情報がAUTOCARに舞い込んできた。どうやら販売は来年になりそうだ。

いまや現行のA5は、アウディのラインナップのなかでもっとも古株となった。2007年が初登場であるから、既に9年が経とうとしている。

新型はホイールベースを伸ばすことで、室内スペースをより広くしている。クーペといえども実用性をもたせようというわけだ。

A4が5リンク式のサスを利用し、重量を100kg減らしたというムーブメントがA5にも反映されている。よってアジリティもまた、進化するようだ。

ただ、あくまで優先事項はスタイリングにあるよう。ハンドリングで存在を確立させようとするBMW 4シリーズとは別のところで勝負したいのだそうだ。

トップ・グレードにはガソリン/ディーゼルのV6が組み合わされ、他にはプラグイン・ガソリン-電気ハイブリッドも計画されている。

このプラグイン・ハイブリッドは1.4 TFSIエンジンを核とし、これを電気モーターが加勢するという、アウディA3 e-トロンと同じセットアップだ。

スパイ写真を見る限り、側面のデザインこそあまり変わっていないように感じるが、スリムなヘッドライト/テールライトはA4に似たものになっている。インテリアは ‘バーチャル・コックピット’ メーター・パネルなどを利用するなど、A4と共通するところが多いようだ。

メルセデス AMG C63クーペやBMW M4のライバルにあたるRS5の計画もあるに違いない。RS4と同じく、これまでの450ps V8自然吸気ユニットから、507ps程度を引きだすV6ツイン・ターボ・ユニットに置き換わるはずだ。

RS5のようなパフォーマンス・モデルは、レギュラー・グレードが登場した直後に登場するというのがこれまでの流れ。カスタマーの要望に答え、RS5の開発も前倒しで勧めているとのことだ。

新型A5の公開は来年の前半と言われている。よってパブリック・デビューは今年の11月のLAモータショーか来年1月のデトロイト・モータショーになるだろう。

レギュラー・グレードのあとには、A5カブリオレやA5スポーツバックもローンチされるはずだ。前者はアメリカのマーケットを見据え、後者はBMW 4シリーズ・グラン・クーペを目掛けたモデルとなる。


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