サンヨン・ツーリスモ2.2 e-XDi ELX
公開 : 2016.02.02 23:30 更新 : 2021.03.05 21:35
あたらしいエンジンとギアボックスを組み合わせることで、7シーターのなかで主流モデルとなれるか?
■どんなクルマ?
1954年創立のメーカー、サンヨン。2004年に中国の海汽車(SAIC)が全株式の49%を買い、傘下におさまってから、運命が変わりはじめた。
サンヨンのモデルはアップデートと拡充がすすみ、さらにはチボリなる名のSUVまでローンチした。その大型版7シーターが今回の主役というわけだ。
トップ・モデルにあたるこのクルマは、新型の178ps 2.2ℓディーゼルを搭載。6速マニュアルか、メルセデス製の7速オートマティックを選べる。
大げさではなく象のようにどデカいインテリアをもつこのクルマ。レンジローバーよりも131mm長いだけでなく、85kgも重い。総重量は2245kgに及ぶ。
ツーリスモが強みとするのは価格だ。トップ・グレードのELXでさえ£24,995(434万円)。ATと4WD、シート・ヒーター、クルーズ・コントロール、パーキング・センサー、17インチ・アロイが皆ついて、なおかつ7人乗りで£24,995(434万円)。なんだかテレフォン・ショッピングを見ているみたいだ。
テスト車にはオプションのタッチスクリーン式ナビもついていた。