F-1 第15戦 日本グランプリ
公開 : 2012.10.07 17:00 更新 : 2017.06.01 01:03
チャンピオンシップ・リーダー、フェルナンド・アロンソは、オープニング・ラップでロータスのキミ・ライコネンに追突され、早々とレースを終えた。このレースで、ポール・トゥ・ウィンを成し遂げたレッドブルのセヴァスチャン・ベッテルにこれで4ポイント差まで迫られてことになる。
もう1台のフェラーリのフェリッペ・マッサは、第1スティントのタイヤ交換を上手く行い、マクラーレンのジェイソン・バトンとザウバーの小林可夢偉を抑えこむことができた。もちろん、彼にとって今年初の表彰台だった。
バトンは終盤、3位の小林を1秒以内まで迫ったが、残念ながら4位でフィニッシュ。地元の英雄、小林は日本人としては鈴鹿で表彰台に上るのは鈴木亜久里以来実に22年振り。そして彼自身も初の表彰台を得た。
レッドブルのマーク・ウェーバーは、スターティング・ラップで、ロータスのロマン・グロージャンにヒットされ大きく順位を落とした。最終的に9番手までポジションを戻したが、BBCのインタビューで、グロージャンを「頭のいかれた奴」と非難した。一方、このアクシデントでグロージャンは10秒のピットストップ・ペナルティを与えれたが、BBCに「どんな接触も避けようとしていたんだ。しかし、それが上手くいかなかった。本当に馬鹿げたクラッシュだった」とコメントした。
アロンソは残り5レースを残して、まだポイントの上では194ポイントとリードしている。しかし、ヴェッテルは190ポイントと僅か4ポイント差でこれを追う。ライコネンは3位、ハミルトンが4位、ウェーバーが5位、バトンが6位と続く。
コンストラクターズ・ポイントでは、レッドブルが324ポイント、マクラーレンが283ポイント、そしてフェラーリが263ポイントという結果となっている。
1. セヴァスチャン・ベッテル レッドブル・ルノー
2. フェリッペ・マッサ フェラーリ
3. 小林可夢偉 ザウバー・フェラーリ
4. ジェンソン・バトン マクラーレン・メルセデス
5. ルイス・ハミルトン マクラーレン・メルセデス
6. キミ・ライコネン ロータス・ルノー
7. ニコ・ヒュンケンベルグ フォース・インディア・メルセデス
8. パストール・マルドナド ウイリアムズ・ルノー
9. マーク・ウェーバー レッドブル・ルノー
10. ダニエル・リチャルド トロ・ロッソ・フェラーリ