セアト初のSUV、アテカはジュネーブでデビュー
公開 : 2016.02.03 22:10 更新 : 2017.06.01 01:38
レオン・ハッチバックをベースとしたセアト初となるSUVモデルは、アテカとネーミングされ、来月のジュネーブ・モーターショーでデビューを果たすスケジュールだ。
セアトは昨年11月にアテカの商標登録を済ませている。この登録にはドイツのスポーツカー・メーカー、オルテガからネーミングが類似しているという反対があったが、セアトはこれを推し進めたようだ。ちなみに、ここ数ヶ月セアトによって登録されたネーミングは、テクタ、コンケラ、テロカ、フォメンテラといったものがある。フォメンテラはスペイン東海岸にある島の名前、アテカはスペイン北部の街の名前だ。
このセアト初のSUVは、当然ながらそのライバルは日産キャシュカイ。セアトのボス、ユルゲン・スタックマンによれば、機敏で正確なハンドリングが武器になるという。
アテカは、2011年にはIBXコンセプト、そして2015年には20v20というネーミングでプレビューされているモデル。ホットバージョンであるクプラも予定されているが、まずは通常バージョンは既存のレオン・ファミリーから移植されたパワー・ユニットを持つ。
なお、セアトは、このアテカの他にも、日産ジュークのライバルとなる小さなモデルや、7シーターSUVも計画している。