キア・スポルテージ1.6 T-GDi
公開 : 2016.02.03 23:40 更新 : 2021.03.05 21:36
先代のスポルテージは英国内のシンボルのようなクルマだった。よって新型にも期待ができる。こちらでは珍しいガソリン・モデルの出来栄えはいかに。
■どんなクルマ?
キア、というメーカーは過去6年のあいだに、とんでもない変貌を遂げた。ドイツからデザイナーの ―そしていまや社長の― ペーター・シュライヤーを呼んだことが運命を変えたのだった。
大変革の下支えになったのはSUVであるスポールテージだ。2010年にアンヴェールされてから、これまでのぎこちなかった4×4を一気に過去のものにした。
運動能力を高めCO2を減らすことに全力が注がれた4代めは、このご時世にもかかわらず1.6ℓのターボ・ガソリンを投入している。運転好きを引きこもうとする試みがおもしろい。