ヴォグゾール・モッカX、デビュー
公開 : 2016.02.06 22:40 更新 : 2017.06.01 01:38
3月のジュネーブ・モーターショーで公開される予定のヴォクゾール・モッカの写真が公開された。モッカXとネーミングこそ新しくなっているものの、モッカのフル・モデルチェンジではなく、基本的には現行モッカのフェイスリフト版である。但し、エクステリアのリフレッシュと、エンジンおよびテクニカル・コンポーネンツのブラッシュ・アップが行われている。
最も特徴的な変化はそのノーズだ。ヴォグゾールは、モッカのデザイン・チームが、よりマッシブなイメージを与え、いままでソフトなイメージだったフロントの印象を、アグレッシブに変化させたという。また、LEDのデイタイム・ランニング・ライトが与えられている。
リアはライト・クラスターと、バンパーがリデザインされている。
インテリアは、新しいアストラの影響を受けたもので、ダッシュボードが一新されている。また、インフォテインメント・システムは7.0インチあるいは8.0インチのタッチ・スクリーンを持つ。更に、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応している。
エンジンは、新しい1.4ℓダイレクト・インジェクション・ガソリン・ターボと、1.6ℓディーゼル・ターボが用意される。ガソリン・エンジンは、158psを発揮。6速オートマティックとの組み合わせで、15.5km/ℓの燃費と154g/kmのCO2排出量を持つ。一方、ディーゼル・エンジンは、112ps版と139ps版の2つのチューニングがあり、共に24.4km/ℓという燃費を持つ。
すべてのエンジンは、標準で6速マニュアルが組み合わせらえる。6速オートマティックはオプションだ。また、アイドリング・ストップも装備される。
電磁式のマルチ・プレート・クラッチの4WDはマニュアル・トランスミッション・モデルにオプション設定。基本的にはフロント・ホイールに100%のトルクを配分するが、必要に応じてリアに50%のトルクを伝達する。
この他、LEDヘッドランプは、都市部やカントリーロードなどドライビングの状況に応じて9つのセッティングが自動的に選択されるというもの。また、ヴォグゾールのOn Starパーソナル・コネクティビティ・サービスも受けられる。
発売は今年の後半から。価格は発表されていないが、関係筋によれば、現行モッカとほぼ同じだという。従って£18,749(317万円)からという値付になる。
▶ 海外初試乗 / ヴォグゾール・モッカ・テックライン1.4ターボ