フォルクスワーゲン・ティグアン2.0 TSI
公開 : 2016.02.08 23:50 更新 : 2017.05.29 18:57
新型ティグアンは、大きくなったうえに燃費がよくなり、安全で装備が充実したモデルになった。プレミアム感が増している点も忘れてはならない。
■どんなクルマ?
2代めのティグアンは、結果的に1100万台もの製品がリコールの対象になったがCO2スキャンダルが巻き起こったのちの、初の新型車だ。
はじめて公の場に姿を現したのは、昨年の9月、フランクフルト・モーターショーでのことだった。‘ほぼ’ SUVとして大成功をおさめた先代を引き継ぐゆえ、周囲からの期待も大きい。
2007年にアンヴェールされた先代(初代)は、全世界で260万台を売りあげた。先日のニュースでもお伝えしたとおり、世代交代を行うにあたり、クーペやロング・ホイールベース版が用意されるのも特徴だ。
標準ホイールベース(テスト車)は、全長が60mm、全幅が30mm大きくなった一方で、4WDの場合、車高は22mm低くなっている。
英国のデビュー直後のガソリン・エンジンは2.0ℓ4気筒ターボが2種となるが、のちに出力が異なるパワープラントの追加をヴォルフスブルクの工場は示唆。
テスト車の搭載する2.0ℓTSIガソリン・エンジンは、1500rpmから3950rpmのあいだで181psと32.6kg-mを生みだす。